2022.07.25

2022.07.25

こんにちはいろどり歯科です✨🦷

みなさんは虫歯になったり歯周病になったりする原因が遺伝なのか、気になったことはありませんか?そして、手入れはしっかりしているのに虫歯や歯周病になってしまう…という経験はありませんか??
答えは遺伝でもあり遺伝ではないのです。
これではどっちなのか分からないと思いますので説明していきますね。

🌟なぜ遺伝するのか?
例えば歯周病の直接的原因は細菌だといわれています。
これらの細菌が住みやすいお口の中の環境が遺伝したり、親から子へと細菌感染が起こったりすることは十分考えられます。
虫歯については、子は親と同じような食生活や生活環境になりやすいです。
結果、親に似て虫歯になりやすいという状態につながると考えられています。

🌟なぜ遺伝しないのか?
細菌や生活環境だけが虫歯や歯周病を発生させるわけではありません。
タバコ、ストレス、薬の長期使用、老化、歯並び、かみ合わせも原因となります。
また、「糖尿病」「白血病」は特に歯周病が発生しやすい病気だといわれています。
これらは遺伝とは直接関係なく、身の回りの要因が症状を増長させるとの考えです。

最初に説明したように、歯周病は歯周病菌による感染です。なので、体の抵抗力が強いか弱いとか、そういう遺伝レベルでの体質の影響っていうのはありますが歯周病の原因は、やっぱり後天的な要素のほうが問題が大きいです。っていうのも今日、一日たくさん歯周病菌持っている人と一緒に暮らしていると、歯周病菌による感染のリスクが高く なります。なのでたくさん歯周病菌を持つ親御さんと暮らしていたんで、きっとそれが娘さんにしっかりと受け継がれてしまいます。旦那さんも感染してしまうことが多いです。
実は歯周病菌の感染って、親子間もそうですが、夫婦間でも問題です。なので、ご両親ともに歯が悪いっていうのも、「なるほど、そうなんだろうなあ」と思ってしまうと思います。

🌟他にも考えられる遺伝は??

①歯並び

歯並びは遺伝します。歯並びが悪いと、歯みがきが難しいので、 プラークが口のなかに残りやすいので虫歯や歯周病になってしまいます。

②生活習慣

軟らかくて噛み応えのないものを好んで食べてみると(歯が悪いとますますそうなりがちですが)プラークがつきやすくなります。なので、家族の食事が全体的に軟らかめだと、家族中プラークがつきやすいお口になってきます。でもって、ブラッシングの習慣も、家族みんな似ていますよね。 そして、喫煙の問題もあります。家族の誰かが吸ってると周りはタバコの煙を吸います。そうすると家族みんな免疫が低下する。ということは、歯周病になりやすくなります。

このように遺伝もあれば、遺伝ではない後天的なものもあるということです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。歯のことお口のことで気になることがございましたら、ぜひ一度ご連絡、ご相談ください

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