癒合歯について

癒合歯について

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こんにちは、いろどり歯科です🌻

梅雨に入り天気が不安定な日が続いていますね☔️湿度も高くじめっとした暑い日が続いていると思います。皆様もしっかり水分をとって過ごしましょうね😉

今日は【癒合歯(ゆごうし)】についてお話していきますね。

癒合歯とは、永久歯より乳歯でよく見られます。
隣同士の2本の歯がくっついている状態で、1本の歯のようになった歯のことです🦷🤝🦷

歯の中の神経も一緒につながっている場合と、神経は別々の場合があり、
癒合の仕方により癒合歯、癒着歯、双生歯、巨大歯などと呼ばれたりもします。

癒合歯になる原因ははっきりと解明されていませんが、胎児の頃、歯胚(歯のたまごのようなもの)が作られる時に隣の歯胚とくっついてしまうことが一般的には原因だといわれています。

ではもし、我が子が癒合歯だとして、どんな問題があるのでしょうか👶

①虫歯になりやすい

癒着歯は歯と歯がくっついている部分に溝ができてしまうことがあり、汚れがたまりやすいため、虫歯のリスクが高いです。
虫歯だけでなく、歯茎にも汚れが溜まると歯肉炎も起きやすくなります⚡️

対策としては、
歯と歯の境目の溝を歯科材料であらかじめ埋めておくことをおすすめします。
それと定期的なフッ素塗布ですね✨
フッ素化合物を歯の表面に塗布することで、歯を強化し虫歯の予防効果を高めます👍

② 永久歯の本数が少ない可能性がある

乳歯に癒合歯があると、生え変わる永久歯の本数が少ないことがあります。歯の数に異常が現れると、将来的には歯並びや噛み合わせにも影響がでてしまいます。

生まれ持った歯の本数を変えることはできませんが、5~6歳頃には永久歯に生え変わる年になるので、レントゲンを撮って歯ぐきの中の永久歯の有無を確認してみましょう。
永久歯の状態が分かるだけでも、ケアの仕方や今後の治療の計画が立てられます✨

乳歯が癒合歯でも、永久歯では通常の歯が生えてくる場合もありますが、半数くらいの子供の永久歯にも癒合歯の影響が出ています。

お子様に癒合歯がある場合は乳幼児、生え変わりの時期、永久歯と、長い期間定期的に観察していく事が必要になります。
早い段階で気づけたらしっかりケアもできますので、一度お子様の歯の数を数えてみるのもいいかもですね😁
不自然に大きいサイズの歯があったりしたらそれは癒合歯かもしれません☝️

毎日の歯磨きと定期検診をきちんと受けて、いつまで健康な歯と歯肉で過ごしていきましょうね✨
歯のこと、お口のことで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度、ご連絡ご相談くださいね🍀

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