唾液の力について

唾液の力について

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は『唾液の力』についてお話します!


まず初めに唾液の役割についてご説明しますね。

🌟唾液の役割について…

①粘膜保護、潤滑
→唾液が口腔内の粘膜を覆うことで、歯が溶けるのを防いだり、口腔内が潤い、舌や喉の動きがスムーズになっています。

②自浄作用(洗浄作用)
→口腔内の細菌や歯の表面の食べ物のカスを洗い流す役割も担っています。

③消化作用
→唾液の中含まれている酵素成分(βアミラーゼ)の作用により、デンプンを分解することが出来ます。
たくさん噛んで唾液を出すことによって胃や腸の消化の負担を軽減させることが出来ます。

④殺菌、抗菌作用
→唾液の中に抗菌作用を持つ成分が含まれており、お口から細菌が入るのを防ぐ役割があります。

⑤再石灰化作用
→虫歯になる1歩手前の段階で元の状態に戻そうとする作用があります。


⑥緩衝作用
→食事の後、酸性に傾いたお口の中を中性に戻す役割です。

 

次に唾液が減るとどうなるのかについてご説明します。

🌟唾液が減るとどうなるのか…
・口が乾く。

・食べ物が飲み込みにくくなってしまう。

・虫歯や歯周病になってしまう。
→唾液の量が減ると、自浄作用が働かないため、歯の表面の食べカスが残りやすくなります。
食べカスを栄養源として虫歯菌が増えていくため、虫歯になりやすくなります。

・口臭が強くなってしまう。

・口内炎が出来やすくなる。
→唾液の量が減ると、粘膜保護の作用が働かないため、歯等のかたいものが触れると口腔内が傷ついて、口内炎になりやすくなります。


次に唾液の分泌が減ってしまう原因についてご説明します。

🌟唾液の分泌が減ってしまう原因とは…
・薬の副作用
・病気
・加齢等、身体的な変化
・飲酒や喫煙等の生活習慣

以上の理由で唾液の分泌が減ってしまいます。


最後にどのようにすれば唾液の分泌を増やすことが出来るのかについてご説明致します。

🌟唾液の分泌を増やすには…
・水分をたくさんとりましょう。
→水分不足にならないように、水分補給をし、お口の中が乾燥しないように注意しましょう。

・食事の時にしっかりと噛むようにしましょう。
→しっかり噛むことで、脳に刺激が伝わり、唾液が分泌されます。


🦷唾液は1日に1000mlから1500ml分泌されると言われています。

🦷水分を補給してたくさん唾液を出しましょう。

🦷唾液がしっかりと出るようにして、健康的な生活を送るようにしましょう。

 

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨

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