口腔粘膜疾患について

口腔粘膜疾患について

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

本日は「口腔粘膜疾患」についてお話しさせていただきますね!

🌟口腔粘膜疾患とは??

口腔粘膜疾患とは、口唇・舌・歯肉・頬粘膜・口蓋・口底などに、びらん、潰瘍、腫瘤、水疱などの症状を呈する疾患です。

口腔粘膜は、唾液により湿潤し保護されていますが、歯や食物などによる機械的および温度的刺激を受けやすいため、局所の安静が保ちにくく症状が変化しやすいのが特徴です。また、口腔内には多数の常在菌が存在し、感染による影響も受けやすいといわれています。

口腔粘膜疾患の症状は多岐にわたるうえ、病変が上記のような刺激によって2次的に修飾されるため、診断および原因の特定が困難な場合が少なくありません。

🌟主な疾患は??

〇再発性アフタ

口腔粘膜を誤って咬んだ覚えがない、あるいは誤って咬んだり傷つけたりしないような部位に、周期的に繰り返し痛みを生じることがあります。
原因がはっきりとしていれば、その原因治療を行うことが重要ですが、再発性アフタはその原因はいまだ不明とされています。

〇ウィルス性口内炎

代表的なものにヘルペスや帯状疱疹があります。また、ヘルパンギーナや手足口病など、主にお子様に生じることが多い疾患が成人に生じることもあります。症状の初期には抗ウィルス薬の投与が有効なことがありますが、補助的な対症療法で症状の緩和を図ることもあります。

〇口腔扁平苔癬(へんぺいたいせん)

原因は明らかにされておりませんが、口腔粘膜に白いレースのカーテンのような模様が生じたり、発赤、潰瘍、水疱、白斑などといった、多彩な症状を呈するとされています。痛みは、生じる場合と生じない場合があります。

〇口腔カンジダ症

お口の粘膜に存在する「カンジダ菌」という真菌(カビ)の一種により、お口の粘膜に拭える白い苔の塊のようなものが現れたり、お口の粘膜が赤く荒れたりします。それに伴いお口の粘膜に苦味や味覚の異常が生じたりすることもあります。

◯白板症

口腔白板症は、WHO(世界保健機関)の診断基準①では、「口腔粘膜に生じた摩擦に除去できない白色の板状あるいは斑状の角化性病変で、臨床的あるいは病理組織学的に他のいかなる疾患にも分類されないもの」とされています。

このような疾患の疑いがある場合はすぐに病院口腔外科にいき検査、治療をしましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました☺️歯のことお口のことで少しでも気になることがございましたらどうぞお気軽にぜひ一度、ご連絡ご相談ください🍀✨️

 

 

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