開口について

開口について

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

みなさん開口という言葉をご存知ですか?
本日は「開口」の原因や特徴についてお話させていただきます。

🌟開口(オープンバイト)とは?
開咬(かいこう)とは、奥歯がかんだ時に前歯が合わさらず、隙間が空いている歯並びのことです。歯の間からよく舌がのぞくのが特徴的です。
開口は一番危険な噛み合わせと言われています。

🌟開口の原因は?
開口の原因は大きく分けて以下の4つがございます。
①おしゃぶりや指しゃぶり
おしゃぶりや指しゃぶりをいつまでたっても続けていると、その形に沿ってあごの骨自体が変形していきます。

②舌の癖によるもの
舌を突き出す癖があると、歯が内側から押し出され、開咬になってしまうことがあります。

③遺伝的な原因
数少ないケースでは、骨格が遺伝して起こる場合もあります。

④口呼吸
小さい頃から口で呼吸をし続けると、口の周りの筋肉が弱くなり口元が締まらなくなります。
すると口元が前に出やすくなり、出っ歯や開口の原因になります。


🌟開口のデメリットとは?
開口になると様々な影響がございます。
①咀嚼障害(ものが噛みにくい)
前歯が全く噛み合わないので、前歯でものを噛み切ることができません。

② 発音障害(発音しにくい)
前歯が開いたままになっているため、舌たらずな喋り方、滑舌の悪い喋り方になってしまいます。サ行、タ行が苦手でうまく発音ができません。

③虫歯や歯周病にかかりやすい
口が開いてしまいがちになるので、お口の中が乾き、唾液の持つ自浄作用や殺菌作用などがうまく行われず、細菌の温床となって虫歯ができやすかったり、歯周病にかかりやすくなります。

④奥歯へのダメージ
前歯で噛むことができないため、奥歯に過度な力がかかりやすく、奥歯を早く失いやすくなります。
また奥歯を抜歯することになってしまうと、噛んでいる歯がさらに少なくなり、さらに悪循環になりやすくなります。

⑤顎関節症を起こしやすい
開咬は顎関節に負担をかけやすいため、あごの痛み、お口が開きづらくなる、あごの雑音といった症状を引き起こす「顎関節症」のリスクが高くなります。


開口の弊害は上記のようにたくさんあることがわかります。

なんらかの原因があって開咬が認められる場合、放っておいても自然に歯がかみ合うことはありません。
当院では矯正治療も行っておりますので、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽に一度ご連絡、ご相談ください🦷🍀

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