歯はどうやって削っているのか

歯はどうやって削っているのか

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は歯はどうやって削られているのかに着いてお話しします。
皆さんが歯科医院を受診された時、虫歯が見つかった場合など、どうやって硬い歯を削っているのかご存知ですか?
歯の表面を覆うエナメル質はとても硬いため、世界1硬い物質であるダイヤモンドを使って、削っています。
硬さを計る単位(モース硬度)を使って表すと
ダイヤモンド10、エナメル質は7程度と言われています。
歯の治療でキーンという高い音が聞こえることがあると思います。
このキーンという音はエアタービンという機械にダイヤモンドのバーをつけて歯を削る時のなる音です。
キーンという音が苦手だという方もいらっしゃるとは思いますが、より正確に、そして、より安全に虫歯の部分だけを削れるようにこの音がなっています。

エアタービンは、1分間に30万〜50万回ほど回転し、高速でけずっていくため、熱が発生します。
そのため、熱を冷やすと同時に水が出る仕組みになっています。
精密器械のためどうやって消毒しているのか疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)を用いて消毒・滅菌しています。

エアタービンが開発されるまでは、エナメル質を削って治療することは大変なことでしたが、
エアタービンが開発されたおかげでスムーズに診療を進めることが出来るようにもなっています。

キーンという音も、現在は、以前よりも改良が進められたことによりより静かな音になっています。
この音が苦手で歯医者は痛いというイメージをお持ちの方も、実際に診療を受けてみると思ったよりも平気だったと思うこともあると思います。
苦手だから歯医者に行かないのではなく、虫歯や歯の異常を早く発見するために、定期検診に通っていただくことも大切です。
初期虫歯であれば、経過観察を行うことや削らない治療、薬品での治療などを行うこともあります。
より虫歯を進行させないために、予防対策を行なっていくことが大切です。
以前は虫歯が大きくなる前の予防として大きく削っている時代もありましたが、現在では虫歯だからといって、必ずしも削らないように歯科治療が変わってきています。
歯の健康は全身の健康にもつながります。
より健康で綺麗な歯を維持していくために、早期発見と定期検診等で予防に努めましょう!

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

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