治療を中断した際のリスク

治療を中断した際のリスク

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

歯が痛くなって歯医者に通い始めたけど予約がなかなか都合が合わず、ついつい痛みがなくなった後中断したことのある人はいませんか?

歯科治療は、症状や治療内容によってどうしても治療回数がかかり、治療が終わっていないにも関わらず、「痛みがなくなったから」「通院する時間がない」などの理由で中断されてしまいがちです。

本日は治療を中断した際のリスクについてお話させて頂きます✏️


🌟応急処置をして痛みが治ったとき
強い痛みを訴えて来院された患者さんに対して、まず痛みを取り除く治療を行っていきます。
炎症が治まると強い痛みは取れますが、応急処置はあくまでも応急処置。最後まで治療をしておかないとまた病気が進行してしまいます。

🌟 根の治療(神経の治療)の途中のとき
虫歯が大きく、歯の神経を取った後や歯の根っこの治療を行っている場合は、治療中断のダメージを大きく受けます。

痛みが無くなったからといって、治療を中断してしまうと、歯の内部に細菌が増え、痛みや腫れが生じる事があります。
神経を取った歯は、神経の生きている歯に比べて、歯の抵抗力も弱くなります。

根や神経に治療が必要な歯は非常に状態が悪い歯であることが多く、歯の寿命を一気に縮めるので、抜歯になってしまうこともあります。

🌟 仮歯が入ったとき
仮歯が入ると、見た目も回復されてお食事を行うこともできますが、仮歯はあくまでも一時的なものであり、長期間耐えられるようにはできておりません。
レジンというプラスチックの材料で作られている為、固いものを食べると簡単に壊れてしまいます。
また、仮歯は次回の治療まで簡単に外れやすい仮着用セメントを使用しています。その為、細菌が侵入しやすい状態にあり、匂いも付きやすいので、仮歯のままだと虫歯が再発、痛みが出る場合があります。

仮歯のままの状態にしておくと、残っている自分の歯が今以上に悪くなってしまうことがあります。

🌟 抜歯をしたまま放置
抜歯をしてから痛みが無くなると治療を中断してしまう事がありますが、本来あった場所に歯を失ったまま何も入れずに放置してしまうと、空いたスペースに隣り合う歯が倒れてきたり、咬み合う歯が伸びてきたり、歯並び・咬み合わせが悪くなってしまいます。

いざ歯がない所にインプラントやブリッジや入れ歯で補おうとするとスペースがない為、何も入れる事ができないか、場合によっては矯正治療で歯を入れるスペースを作る…
といった更に治療期間、費用がかかってしまう事があります。

 

歯科の治療は悪くなってしまった歯をできるだけ長持ちするように、どうしても回数がかかったりすることがあります。
治療中にご不安に思ったことは遠慮なくスタッフや歯科医師にお尋ねください。
そして、治療はしっかりと最後まで終わらせて歯の健康を守っていきましょう!

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🦷🍀

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