着色について
着色について
新年明けましておめでとうございます🎍🌟
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
まだまだ寒い日が続いておりますが、お体に気を付けてお過ごしください。
本年も引き続き感染対策を徹底し、皆様のお口の健康を守るためのサポートをさせていただきたいと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本日は歯が着色する原因についてお話します。
原因の種類
歯が着色するには様々な原因がありますが、その原因は
・内因性色素によるもの
・外因性物質によるもの
・歯の構造や組織の異常によるもの(変色)
などに分けられます。
ひとつずつ詳しく見てみましょう。
内因性色素による着色
内因性色素による歯の着色は、身体の中で作られる色素が発育中の歯に取り込まれて起こります。
先天性ポルフィリン症という疾患ではポルフィリンという物質が歯に沈着し、桃色~暗紫色をしています。
また、重症新生児黄疸という疾患ではビリルビンという物質が歯に沈着し、緑色~淡黄色をしています。
ポルフィリンは主に骨や象牙質に、ビリルビンは主に象牙質に沈着します。
外因性物質による着色
外因性物質による歯の着色にはタバコに含まれるタールや、お茶に含まれる色素などによる着色の他、歯科で用いられる金属のアマルガムによる着色、歯科治療に用いる薬品によるものや、抗生剤のテトラサイクリンによる着色などが考えられます。
歯科で用いられる金属による着色は緑色、黒色、黒褐色などになります。
タバコのタールによる着色は暗褐色、テトラサイクリンによる着色は黄色~淡褐色、アマルガムによる着色は黒色になります。
歯の構造や組織の異常による着色(変色)
歯の構造や組織の異常による着色(変色)はエナメル質形成不全症、象牙質形成不全症、フッ素の過剰摂取による歯のフッ素症(斑状歯)のほか、歯の内部吸収に伴う歯の変色などがあります。
エナメル質形成不全症では乳白色~褐色、歯髄壊死では灰褐色、象牙質形成不全症では灰青色~淡褐色、歯の内部吸収では桃色~淡紫色、歯のフッ素症(斑状歯)では乳白色~褐色になります。
最後に
一口に着色といってもこんなにも原因が沢山あります。
着色を取るには色々なアプローチの仕方があるので、気になった方はぜひご相談下さい。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🌟
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