乳歯は永久歯より白いって本当??

乳歯は永久歯より白いって本当??

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

本日は「乳歯は永久歯より白いって本当なのか」についてお話していこうと思います!

 🌟永久歯は生えてきた瞬間から真っ白ではない?

歯は何色ですか?と質問すれば、多くの方は「白」と答えるでしょう。歯と言えばやはり白いイラストばかりです。白い歯を目指そうというフレーズを耳にすることもありますね。歯は白こそ健康という強いイメージがあります。

そのため生えてきた永久歯が乳歯より黄色いことに気が付くと、歯の異常なのではないか?もう虫歯になってしまったのではないか?と不安に感じる方も多いのです。確かに歯の異常や虫歯によっても歯は黄色くなってしまうことがあります。

しかしながら永久歯は乳歯に比べ、誰でも黄色いものなのです。

白く可愛らしい乳歯が抜け、後から生えてきた永久歯は前歯、小臼歯と形態は同じですが、乳歯と色が違います。なぜ永久歯の色が黄色いのか、それは歯の構造に由来します。

歯は表面のエナメル質、内部の象牙質、象牙質の内側の歯髄(神経や血管が通っているところ)から成り立っています。

 生えたばかりの永久歯のエナメル質はまだ未完成で薄い半透明色をしており、だんだんエナメル質が厚く、丈夫になってきます。

 内部の象牙質は濃い黄色をしており、年齢を重ねるにつれ少しずつ濃さが増してきます。

つまり生えてきたばかりの永久歯はエナメル質が薄いため、内部の象牙質の濃い黄色が透けて見えます。このことが、生えたての永久歯が黄色く見える原因です。

 エナメル質は半透明ですが、乳歯はエナメル質が不完全なため、白い色をしています。そのため乳歯の象牙質が透けることなく、真っ白く、あるいは青みがかった白に見えるのです。

 乳歯と生えたての永久歯が並んでいると、その差にびっくりすることと思いますが、正常な状態なので心配はいりません。

🌟生えてきたばかりの永久歯が虫歯の可能性がないわけではない?

生えてきたばかりの永久歯が黄色いのは自然なことですが、虫歯によって黄色い可能性がゼロであるわけではありませんので注意も必要です。永久歯が少しでも顔を出してれば汚れが付着します。そこからしっかり生えてくるまでの間に虫歯になってしまうのです。

歯の表面はツルツルしているでしょうか?ザラザラして黄色い場合には初期虫歯かもしれません。自分自身では判断が難しい、虫歯かもしれないと心配に感じた場合には歯科医院を受診することをおすすめします。

永久歯は一生付き合っていくもの。しっかりケアして大切な歯を守っていきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました!歯のことお口のことで、気になることがございましたら、お気軽にぜひ一度、ご連絡、ご相談ください✨🍀

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