歯の神経について

歯の神経について

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
今回は『歯の神経』についてお話していきます。


神経は歯を長生きさせる役割があります。

・神経は痛みを教えてくれます。痛みを感じ取ることで、虫歯への早期治療が可能になります。
・神経のある歯は潤いがあります。ですが、神経を取った後の歯は潤いが少なくなり、割れやすくなります。

そもそも、歯の神経とは💡
歯の神経は歯髄といって、細かい血管の集まりです。歯は、外側からエナメル質、象牙質、歯髄と層になっています。
歯髄はこの象牙質に栄養を送ったり細菌が内部に侵入しようとするのを防いだりします!


どんな時に神経をとるのか?😢
・虫歯によって神経が感染を起こしている場合。
感染を起こした神経をそのままにすると、歯が埋まっている骨まで感染を起こし、隣の歯にまで影響を起こす可能性があるからです。
・日常生活に支障が出るくらいの痛みがある場合。
歯軋りや食いしばりによって、神経が炎症を起こし、噛み合わせを調整しても痛みが取れない場合があります。こういった場合も、神経を抜く治療をしていきます。

上記ような場合は、神経をとることで歯を守り、痛みを取ることが優先されます。
ただ、先に記載したように歯髄から象牙質に送っていた栄養が断たれてしまうため、歯自体が年月の経過とともにもろくなっていきます。
そのため、できるだけ神経は残しておきたいですね。

また、虫歯が神経の近くまで広がっていても神経を残すことができる場合もあります!
虫歯を丁寧にとっていき、神経の出てきた部分にお薬を置くことで神経の症状を抑えて、その後、一度樹脂でコーティングします。
これら一連の流れを直接覆髄といいます。

直接覆髄を受けた場合の注意点
・処置した後はしばらく暖かいものや冷たいものがしみる場合もあります。
・処置後、噛むことで痛みを感じることがあります。


根管治療について
根管治療とは、歯の根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填材」等を除去していく治療法です。
神経がなくなってしまった歯をできるだけ長持ちさせるために重要な治療となっています。
神経が通っている管は「小さい、細い、曲がっている」と、目で根っこまで見ることはできません。そのため、治療は難しく、回数がかかる場合が多いです。(5回以上かかる場合もあります。)
何度も通うことが億劫となり、途中で根っこの治療を中断してしまうのはよくありません。根っこの中で細菌が繁殖してしまい、膿が溜まり、痛みがでてきます。 そうなると更に通院回数が増えてしまいますのです。

根管治療が始まったら最後まで治療を受けて、完治させましょう!


歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨

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