2022.10.11

2022.10.11

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

本日は「女性と歯周病の関係」についてお話ししますね!

実は、、男性より女性の方が歯周病になりますことを知っていますか?
その主な要因は、女性ホルモンに関係があります。
お口の中には女性ホルモンを大好きな細菌がいて、女性ホルモンの分泌量が増えるとその細菌も増殖します。そのため女性の方が歯周病になりやすいと言われています。
それ以外に年代別の様々なホルモンの変化からも歯周病の要因となります。
また女性は唾液が少ない人が多く、口の中が酸性に傾くのを防ぐ働きが男性よりも弱いため、口の中の環境が悪化しやすいと言われています。

🌟女性ホルモンと歯周病の関係

歯周病の原因菌のなかには、女性ホルモンを特に好んで繁殖する種類があります。
女性ホルモンは、歯茎と歯の間から少しずつ染み出しています。月経の前が一番多いでしょう。
これは女性ホルモンの増加に伴って、毛細血管が影響されることと、炎症反応が過度になるからです。

女性のお口の健康状態は、生涯のさまざまなステージによって変化します。
普段の月経周期でもホルモンバランスは変化するため、月経前に歯ぐきが腫れることもあります。ここでは、特にホルモンバランスが変化しやすい、『思春期』『妊娠・出産期』『更年期』の各ステージの口腔内の特徴について述べていきます。

🌟思春期と歯周病の関係

女性が成熟して思春期に達すると、エストロゲン、プロゲステロンという性ホルモンの分泌が始まります。プロゲステロンは、歯肉に分布している血管系に作用して、炎症反応を増幅させます。

12歳から18歳のこの時期は、乳歯から永久歯への生え変わりがほぼ完了します。
しかし、生活が夜型になりやすく、スナック菓子や甘い食べ物など偏った食事を好むようになったり、歯磨きがおろそかになりがちです。
また、試験勉強などでストレスがかかり、免疫力も低下しがちです。
“歯ぐきが一時的に腫れたり、少しの刺激で出血する”“口の中がねばねばする”“口臭がする”などの症状が見られた場合、『思春期性歯肉炎』の可能性があります。


🌟歯周病は早産に影響する

妊娠中に歯周病になると、早産で低体重児が産まれるリスクは7倍にあがるという
データがあります。妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなど歯茎が敏感で腫れやすくなります。
また産後も育児に手がかかり、自分の歯磨きをおろそかにらしがちで、出産を期に歯周病になってしまうケースが多いので要注意です。
虫歯や歯周病の治療は妊娠する前にすませておき、歯と歯肉・舌の上などを清潔に保ちましょう。

🌟更年期の歯周病
更年期を迎えると、女性ホルモンが減ることから骨密度が低くなり、骨粗しょう症になりやすくなるのはよく知られていますが、歯を支えている顎の骨も弱くなります。歯茎がやせてしまうことや、口が渇きやすくなったりすることも歯周病のもととなります。

ここまで読んでいただきありがとうございました!歯のことお口のことで、気になることがございましたら、お気軽にぜひ一度、ご連絡、ご相談ください✨🍀

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