2022.08.20

2022.08.20

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

本日は「感染の窓」についてお話しますね!

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌は存在しません。虫歯菌は歯が生え始める頃に感染によってお口の中に住み着きます。ではどういう経路でいつごろ感染するのでしょう?それはズバリ、約1才半から2才半の間でこの時期を「感染の窓」と呼んでいます。

虫歯は菌が原因で起こる病気ということは知っていますよね。しかし、名前まで知っている方は少ないかもしれません。虫歯の主な原因と言われているのは「ミュータンスレンサ球菌」です。名前の由来は、変異をしやすいことから “ミュータント=突然変異体” と名づけられたという説があります。

ミュータンスレンサ球菌には更に種類があり、もっとも有名なものは「ストレプトコッカス ミュータンス」です。ではこの菌はどこからやってくるのでしょうか。それは菌をもっている人から持っていない人へうつっていくのです。多くは、虫歯菌を持っている家族からまだ菌を持っていない子どもへ、唾液を介して感染していくと言われています。  

口移しや口と口のキスはもちろん、熱い食べ物を冷ましてあげようと、「ふぅーふぅー」と息を吹きかけてあげた食べ物に唾液がついて感染してしまうこともあります。愛情があるが故の行為が、感染の原因になってしまっていたかもしれないなんてショックですが、これらが感染経路の全てではありませんので、あまり神経質にならないでください。

🌟3才までに虫歯菌がうつらなければ一生むし歯にはならない?

受診されるお母さん達から「子どもの時に、虫歯にならなければ一生虫歯にならないんですよね」と尋ねられることがありますがもちろんこれは ✖︎ です。理由は2つあります。

①虫歯菌に感染しているが虫歯が発症していないだけの可能性があること

②幼少時、感染していないとしてもその後の感染の可能性は捨てきれないということです!

🌟この時期をのりきるためには?

◎なるべく大人の使ったスプーンで食べさせないようにしましょう。

◎噛み与えはやめておきましょう。

 そしてなにより

◎保護者の方自身がしっかりとお口のケアを!!お父さん、お母さんのお口のムシ歯の量を減らす事で、お子さんの感染をできるだけ少なくする事ができますよ!

是非、定期的なお口のクリーニングにお越しくださいね。

「感染の窓」が開く時期を親子で一緒に乗りきりましょう!!

ここまで読んでいただきありがとうございます。歯のことお口のことで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀✨

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