銀歯を白くしたい!治療の選択肢:審美的な歯科治療の完全ガイド
銀歯を白くしたい!治療の選択肢:審美的な歯科治療の完全ガイド
銀歯を白くしたい!治療の選択肢:審美的な歯科治療の完全ガイド

はじめに
笑った時に見える銀歯が気になる、写真を撮る時につい口を閉じてしまう、そんな悩みを抱えている方は少なくありません。銀歯は耐久性に優れた治療法ですが、見た目の問題から、白い歯に変えたいと考える方が増えています。最近では歯科材料の進歩により、審美性と機能性を両立した様々な治療法が選択できるようになりました。この記事では、銀歯を白くする治療の選択肢を詳しく解説し、それぞれのメリットとデメリット、費用の目安までご紹介します。自分に合った治療法を見つけて、自信を持って笑える口元を手に入れましょう。
銀歯のデメリット
銀歯を白くしたいと考える理由は、見た目だけではありません。銀歯にはいくつかのデメリットが存在します。
審美的な問題
最も大きな理由は見た目です。口を開けた時や笑った時に銀歯が見えることで、清潔感や若々しさが損なわれると感じる方が多くいます。特に接客業や営業職など、人と接する機会が多い方にとっては、大きなコンプレックスとなることがあります。
金属アレルギーのリスク
銀歯に使用される金銀パラジウム合金は、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。口内炎や舌の痛み、皮膚の発疹など、様々な症状が現れることがあります。また、長期間使用することで、金属イオンが溶け出し、歯茎が黒ずむメタルタトゥーという現象が起こることもあります。
二次虫歯のリスク
銀歯と歯の境目には、わずかな隙間が生じやすく、そこから細菌が侵入して二次虫歯になるリスクがあります。銀歯は経年劣化により変形したり、接着剤が劣化したりすることで、虫歯が再発しやすいという問題があります。
温度変化による影響
金属は熱伝導率が高いため、冷たいものや熱いものを食べた時に、歯が敏感に反応してしみることがあります。また、金属の膨張・収縮により、歯にひび割れが生じるリスクもあります。
銀歯を白くする治療の選択肢
コンポジットレジン
コンポジットレジンは、歯科用プラスチックの一種で、小さな詰め物に適しています。歯の色に合わせた材料を直接詰めて、光で固める治療法です。
メリットは、治療が1日で完了すること、歯を削る量が最小限で済むこと、保険適用の場合があり比較的安価なことです。小さな銀の詰め物であれば、保険診療でコンポジットレジンに置き換えることができます。費用は保険適用の場合、1本あたり約1000円から3000円程度です。
デメリットは、強度がやや劣るため大きな詰め物や奥歯の噛む面には向かないこと、経年劣化により変色することがあることです。また、プラスチック素材のため、セラミックに比べると審美性はやや劣ります。耐久年数は約3年から5年程度とされています。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンを混合した材料で、両者の利点を併せ持っています。適度な硬さがあり、対合歯を傷つけにくいという特徴があります。
メリットは、純粋なセラミックよりも安価なこと、適度な柔軟性があり噛み合わせの調整がしやすいこと、金属アレルギーの心配がないことです。費用は1本あたり約3万円から5万円程度が相場です。
デメリットは、レジン成分が含まれるため、長期間使用すると変色する可能性があること、純粋なセラミックに比べると審美性がやや劣ることです。耐久年数は約5年から7年程度です。
オールセラミック
オールセラミックは、金属を一切使用せず、すべてセラミックで作られた詰め物や被せ物です。最も審美性に優れた治療法として人気があります。
メリットは、天然歯に近い透明感と色調を再現できること、変色しないこと、金属アレルギーの心配がないこと、プラークが付着しにくく衛生的なことです。特に前歯や笑った時に見える部分の治療に適しています。費用は1本あたり約5万円から15万円程度で、使用するセラミックの種類により価格が異なります。
デメリットは、費用が高額なこと、強い衝撃で割れる可能性があることです。ただし、最近では強度の高いジルコニアセラミックも登場しており、奥歯にも使用できるようになっています。耐久年数は約10年以上とされています。
ジルコニアセラミック
ジルコニアは「白い金属」とも呼ばれる非常に硬いセラミック素材です。強度と審美性を両立した最新の材料として注目されています。
メリットは、非常に高い強度を持ち、奥歯でも安心して使用できること、金属を使用しないため体に優しいこと、審美性が高く変色しないことです。費用は1本あたり約7万円から20万円程度です。
デメリットは、費用が高額なこと、硬すぎるため対合歯を傷つける可能性があることです。ただし、最近では改良されたジルコニアも登場しており、この問題も改善されつつあります。耐久年数は約10年以上とされています。
ゴールド
白い歯にはなりませんが、ゴールドも銀歯の代替として選択肢の一つです。金は生体親和性が高く、長期的に安定した材料です。
メリットは、適合精度が非常に高く二次虫歯になりにくいこと、金属アレルギーのリスクが低いこと、柔軟性があり対合歯を傷つけにくいことです。費用は1本あたり約5万円から10万円程度です。
デメリットは、金色で目立つこと、費用が高額なことです。奥歯など見えにくい部分に使用されることが多いです。
治療を受ける際の注意点
保険診療と自由診療の違い
小さな詰め物をコンポジットレジンに置き換える場合は、保険適用になることがあります。また、条件を満たせば、一部の歯にCAD/CAM冠という白い被せ物を保険で入れることも可能です。ただし、セラミックやジルコニアなどの審美的な材料は基本的に自由診療となります。
治療期間
コンポジットレジンは1日で治療が完了しますが、セラミックやジルコニアなどの詰め物や被せ物は、型取りから装着まで2回から3回の通院が必要です。期間は約1週間から2週間程度です。
銀歯を外す際のリスク
銀歯を外す際には、健康な歯質を削ることもあります。また、古い銀歯の下に虫歯が見つかることもあり、追加の治療が必要になる場合があります。治療前に歯科医師としっかり相談しましょう。
噛み合わせの調整
新しい詰め物や被せ物は、噛み合わせの調整が非常に重要です。適切に調整されないと、顎の痛みや歯の破折につながる可能性があります。装着後に違和感がある場合は、遠慮せず歯科医師に伝えましょう。
どの治療法を選ぶべきか
治療法の選択は、予算、歯の位置、噛み合わせの強さ、審美性へのこだわりなど、様々な要因を考慮して決定します。
前歯や笑った時に見える部分は、審美性を重視してオールセラミックやジルコニアセラミックがおすすめです。奥歯で噛む力が強い部分は、強度の高いジルコニアセラミックやゴールドが適しています。予算が限られている場合は、保険適用のコンポジットレジンやハイブリッドセラミックから検討するとよいでしょう。
また、すべての銀歯を一度に置き換える必要はありません。目立つ部分から優先的に治療し、徐々に他の部分も置き換えていくという方法もあります。
治療後のメンテナンス
白い詰め物や被せ物の寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスが重要です。毎日の丁寧な歯磨き、デンタルフロスの使用、定期的な歯科検診とクリーニングを欠かさないようにしましょう。
特にセラミックは、硬いものを噛む際に割れるリスクがあるため、氷を噛む、硬いナッツを噛むなどの行為は避けましょう。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードの使用をおすすめします。
まとめ
銀歯を白くする治療には、コンポジットレジン、ハイブリッドセラミック、オールセラミック、ジルコニアセラミックなど、様々な選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、費用も異なります。自分の予算、歯の状態、審美性へのこだわりを考慮して、歯科医師とよく相談しながら最適な治療法を選びましょう。白い歯は見た目の美しさだけでなく、金属アレルギーの予防や虫歯リスクの軽減にもつながります。自信を持って笑える口元を手に入れるために、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
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