歯ごたえについて

歯ごたえについて

歯ごたえについてのアイキャッチ画像

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
本日は「歯ごたえについて」お話しさせていただきます!

食べ物のおいしさを味わうとき、味を区別するのは味覚という感覚ですが、歯ごたえというのもなかなか大切なものです。宇宙飛行士の食事も、最初はチューブに入ったペースト状にものでしたが、今は形のあるものに変わりましたね。これは、柔らかくてかむ必要のない歯ごたえのない食事では、食べた気がしないからでしょう。

🌟「歯ごたえ」はどこで感じでいるの?

食感のうちの「口当たり」や「のどごし」のような部分は舌やお口の中の粘膜が感じ取っています。

では、「歯ごたえ」は?これも舌や粘膜なのでしょうか?

実は歯の表面には感覚はありません。
また、歯の中を通る神経は、噛んだ時の感覚はほとんど伝わりません。

食感を感じているものの正体は、「歯根膜(しこんまく)」です。

歯根膜は、歯の根っこと、それを支えている歯槽骨の間にあります。
その厚さはなんとわずか0.5mm以下です。
私たちはこの極めて薄い膜に加わった圧力を感じて、食感を楽しんだり、食べ物を噛む力を調節したりしているのです。
また、間違えてガリっと硬いものを噛んでしまった時には、歯や周りの骨を守るクッションの役割もしています。


また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、
噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった
微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。
そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。

きゅうりのポリポリとした食感や天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも歯根膜があるおかげなのです。

🌟歯を失うと歯根膜もなくなるの?
歯を失ってしまうと同時に歯根膜も失ってしまうことが多いです。
また、残っていても、歯がないと歯根膜に刺激が伝わりづらいため、食事をしてもその「食感」を感じることが難しくなります。

ですので、歯を失わないようにするためにも
日々のケアを大切にしていきましょう!

当院では歯科衛生士によって磨きにくいところの歯ブラシの当て方の確認や歯ブラシでは落としきれない汚れ、歯と歯の隙間の届きにくい汚れ等を専門の機械を使って綺麗にクリーニングをしていきます!

たとえ、痛みが無いとしても定期的に検診やクリーニングを受けて一生ご自身の歯でお食事ができるように健康なお口を守っていきましょう☺️

ここまで読んでいただきありがとうございました!歯のことお口のことで少しでも気になることがございましたらどうぞお気軽にぜひ一度、ご連絡ご相談ください🍀✨️

 

 

 

月別アーカイブ


LINE
相談