2022.9.9

2022.9.9

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨️

本日は「歯ぎしり」についてお話します!

歯ぎしりに悩んでいる人は大勢いますが、その原因は人によって異なります。

歯ぎしりは、一緒に寝ている人だけでなく、本人もよく眠れなくなってしまうなど悪影響が及ぶ恐れがあります。

10人に1人または20人に1人程度の人が睡眠中の歯ぎしりに悩まされていると言われています。

しかし寝ている間の歯ぎしりは、自覚しにくいというのが厄介なところです。
家族などに指摘された人は間違いないと思いますが、それ以外にも以下の項目に当てはまる人は歯ぎしりをしている可能性があります。

・朝起きた時奥歯が痛い
・朝起きた時顎が痛い、疲れている
・慢性的な頭痛、肩こりがある
・歯が欠けたり割れたことがある
・頬の内側に噛んだあとがある
・集中している時、無意識に歯を食いしばって いる

✍️歯ぎしりをしてしまう4つの原因

1、ストレス
歯ぎしりの原因のほとんどはストレスだと言われています。
寝ている時に無意識に歯を食いしばるとこで不安や憂鬱な気持ちを解消しているようです。

2、飲酒や喫煙
アルコールやニコチンの摂取によって、歯ぎしりがひどくなるケースもあるようです。

3、噛み合わせや骨格
噛み合わせたときに、特定の歯だけが強く接触していたり、詰め物や被せ物が高すぎてぶつかっていると歯ぎしりの原因となることがあります。

4、子供特有の原因
睡眠中の歯ぎしりは子供にも起こりえます。
ただし子供の場合は乳歯が抜け、永久歯に生え変わる際の不快感が原因であることがほとんどであり、永久歯に生え変わった後歯ぎしりがなくなれば、特に問題視する必要は無いでしょう。

歯ぎしりは口や歯の健康だけではなく体全体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

✍️歯ぎしりがもたらす悪影響

1、歯が磨り減ってしまう
歯と歯が必要以上の力で擦り合う為、噛み合わせの凸凹が徐々に失われ、咀嚼機能が低下するだけでなく、正しい噛み合わせの位置も分からなくなります。

2、歯周病の悪化に繋がる
強い力がかかることで歯が揺さぶられ、それを支える顎骨が徐々に溶かされ始めます。歯と歯茎の隙間が広がると、細菌が入り込みやすくなりますので、歯周病が悪化してしまいます。

3、肩こり、頭痛をおこす
歯ぎしりによる過度な負担は、顎関節以外にも関与する筋肉が筋緊張を起こしやすくなり、繋がる首や肩、背中にも影響します。

✍️歯ぎしりの解決方法

・ナイトガード

ナイトガードとは現在もっとも一般的に行われている治療法で、睡眠時に用いるマウスピースのことです。

・質の良い睡眠

自分で歯ぎしりを改善する第1歩は質のいい睡眠がとれる環境作りです。
横向き、うつ伏せなど同じ体制で長時間眠らないようにすること、枕は高くせず、寝返りを打ちやすい姿勢で眠るようにしましょう。

・ストレスをなくす

歯ぎしりの多くの原因がストレスによるものです。ですから、ストレス解消は歯ぎしりを治すのに非常に有効な方法といえます。

・かみ合わせの調整

噛み合わせは年齢や虫歯、歯周病などで変化し、一定しているものではありません。

なので、前は歯ぎしりをしていなくても何らかのきっかけで噛み合わせが変わって歯ぎしりが起こってしまうこともあります。

もしそうであれば歯医者さんで噛み合わせを調整してもらうことで改善できる場合もあります。

「歯ぎしりくらい大丈夫」と考えていると、気づかないうちに大切な歯や顎が、大きなダメージを負ってしまうかもしれません。

歯ぎしりの症状に心当たりのある方は、しっかりと対策をして、いつまでも健康に保っていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

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