2022.06.27

2022.06.27

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は『フッ素の効果』についてお話したいと思います。

まず初めにフッ素とはなにかご説明します。

🌟フッ素とは…
もともと天然に存在する元素の1つである。
海水中には約1.3ppm含まれています。

🌟フッ素が含まれている食品…
魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉っぱなど、ほとんどの食品に含まれています。

🦷ビタミン類の様に、毎日摂らなければならない必須の栄養素に位置付けられています。
🦷毎日の食事で意識して、フッ素が含まれる食品を摂るようにしましょう!

🌟フッ素の効果…
フッ素は以下の3つの働きで虫歯の発生と進行を防ぎます!

①エナメル質の修復を促進
→酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。

②歯の質を強化
→歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、ムシ歯への抵抗力を高めます。

③菌の働きを弱める
→ムシ歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。

🌟フッ素が配合されている歯磨き剤を使用する際の注意点…

🦷効果的に使うための量
年齢によってフッ素配合歯磨き剤の使用量の目安が異なります。

◎歯磨き剤の使用量の目安
年齢→使用量
0~2歳1~3mm程度
3~5歳5mm程度
6~14歳1cm程度

🦷歯磨き後のすすぎ
10~15mlの水を口に含み、1回程度すすぐことがおすすめ!
→口の中により多くのフッ素が残り、むし歯の予防に効果的に働きます。

🦷ハミガキ剤は飲み込まない
多くの実験によってフッ素の安全性は確認されていますが、ハミガキ剤は食品ではないため飲み込まないように注意しましょう!
子どもの場合は、ひとりですすぎができるようになってから使用するようにしましょう!

🌟 脱灰を抑え再石灰化を促進するために、毎日のケアが重要です!
脱灰とは…
砂糖の入った食物などを摂取することで、細菌が作る酸によりお口の中が酸性へ変わると、少しずつ歯の表面からカルシウムイオンなどが溶けだすこと。

再石灰化とは…
脱灰によって溶け出したカルシウムやリン酸が唾液の作用によって再び歯に取り込まれ、歯が元に戻ること。

🦷日々、私たちの口内の環境は変化し、脱灰に傾くリスクが常にあるため、毎日のケアでフッ素をしっかり取り入れ、継続的にむし歯予防に努めることが大切です!


歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨

月別アーカイブ


LINE
相談