2022.6.19

2022.6.19

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回はスケーリング(歯石除去)について紹介します。
まずはじめにスケーリングとは、歯の表面ついているプラーク(歯垢)と歯石をスケーラーという器具を使って取り除くことをいいます。歯石は、下あごの前歯の裏と上奥歯の頬側につきやすいといわれています。

⭐️歯垢、歯石とは?⭐️
歯垢とは、歯の表面に付着する細菌のかたまりのことをいいます。
歯石は、歯垢が石灰化したもので主に歯と歯ぐきの境目につくかたまりのことをいいます。
歯垢は約2日で歯石に変わると言われています。

毎日きちんと歯磨きをされている方でも、歯の汚れを完全にとることはできません。
一度歯石がついてしまうと、自分で歯磨きをするだけでは取り除くことはできなくなります。
定期的に検診を受けていただき、歯科衛生士にスケーリングの処理をしてもらうことが、歯の健康を保つことにつながります。

⭐️スケーリングで使用する器具について⭐️
歯石の除去には、最初に紹介したスケーラーと呼ばれる器具以外にも、超音波を発生させる超音波スケーラーという器具が使われることがあります。
超音波スケーラーは、歯石が大量に付着している場合などに使用します。
歯と歯の間や歯並びの悪いところ、歯肉に炎症がおきて歯と歯肉の間の溝が深くなっているところには、歯石の取り残しが起きやすいため、一般的には、手で使用するスケーラーと、超音波スケーラーを併用して使用します。

⭐️歯石を放置し続けると…⭐️
歯石はそのまま放置し続けると、細菌が増殖し歯茎が腫れたり出血したりし、虫歯や歯周病の原因となります。
歯周病が進行すれば、はじめに、歯茎の炎症や出血が見られ、歯茎が下がり、知覚過敏等の症状がではじめます。
その後歯が揺れだし、最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病や虫歯を事前に防ぐためにも、全ての方に定期検診を受けて頂くことがとても重要になります。

スケーリングの大切さ、ご理解いただけましたでしょうか?
歯石は完全に除去しても磨き残しがあれば、すぐに付着してしまいます。
スケーリング処理を行うことで、歯の周囲への細菌の付着を防ぐことができます。

毎日のブラッシングはもちろん、3ヶ月に一回程度スケーリングを行っていただくことが歯の健康を保つために重要です。

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️

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