2022.06.16

2022.06.16

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は顎関節症についてです🌱

◎顎関節症とは?

顎関節症とは、アゴの関節や筋肉が痛かったりアゴがカクカク鳴ったり、口が開きにくいなどの症状がある障害の事を言います。
2人に1人は経験すると言われるくらい多くの方に見られます。
男性より女性に多く、10代から20代にかけて増加しますが、30代以降は減少する傾向です。
顎関節症は軽い症状で気にならなかったり、通院が面倒だったりして受診せず放置してしまうと、身体全体に症状が出てきます。
そうなると痛みや不便さでストレスは高まり、治療にも時間がかかってしまいます。症状に気づいたら早めに受診しましょう。

◎顎関節症の症状

具体的には以下のような症状が見られます。

*顎関節に音が出る
顎を動かしたり口を開こうとしたりすると、耳の穴の前にある顎関節から「カクカク」「ミシミシ」という音がします。
顎関節の骨と骨のクッション(関節円板)に変形があるため、口を開けるような動きをするとクッションがひっかかったりはずれたりした時に音がなります。
口が開けにくい、大きく口を開けることができない
顎関節の骨と骨のクッション(関節円板)の変形が強くなると、クッションがひっかかったままはずれず大きく口を開けることができなくなってしまいます。
顎関節症の方は最大でも指がタテに2本程度(約3cm)しか開けることができません。急に開けにくくなったり、徐々に開けにくくなる方もいます。

*アゴが痛い
顎関節に痛みが出て受診する方が大半です。変形が強くなっており、顎関節に痛みがあります。また、顎関節だけでなく、周囲の筋肉にも痛みが出てきます。
関節の痛みなのか筋肉の痛みなのかによって対処療法に違いがあります。

*かみ合わせが悪くなる
顎関節の変形が進むとかみ合わせが変わってきます。
かみ合わせが悪いと感じたら、顎関節症かもしれません。


◎顎関節の治療法

まず問診にて症状の時期や変化、生活習慣などをお伺いし、お口の中の診察やレントゲンなどで関節や筋肉の検査をします。
顎関節症以外の病気ではないことを確認したら、口が開く大きさや痛みの程度、左右差などを総合的に診査して顎関節症を診断します。

歯ぎしりやくいしばりがある場合、スプリントという患者様それぞれに合わせて作られるマウスピースを装着します。
マウスピースによって顎関節の痛みが軽減されます。同時に原因と思われる癖や生活習慣について患者様にご理解していただき、改善のための安静やストレッチなどで症状の改善を図ります。
顎関節症を数週間の短期間で治すことは難しいのですが、セルフケアを続けることで症状軽減の効果が出てきます。長くても半年程度でほとんど方が治ります。

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨

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