2022.06.06

2022.06.06

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今日は「バイオガイア」について紹介します。
まず初めにバクテリアとは細菌のことで、
人間のカラダの中に存在する 細菌の重さは約2キロにもなり、ヒトは菌と共に共生しています。

初めにバクテリアセラピーについてご説明します。

『バクテリアセラピーとは』
・スウェーデンで生まれた、口内菌質を管理する最先端の予防医学技術。
・お口だけではなく、全身の疾患の治療補完や予防に繋げていく効果がある。
・今現在、世界80以上の国と地域の医療機関で導入され、健康維持・安全性は高く評価されている。

『バクテリアセラピーの目的』
・善玉菌を摂り、それを増やすことによって体の機能のバランスを正常に保ち、免疫力を高めることによって病気になりにくい体作りをしていくこと。


次にバクテリアセラピーの特徴についてお話します。

『バクテリアセラピーの特徴』
バクテリアセラピーには三つの大きな特徴があります。

一つ目・・・「効果持続性」
・善玉菌を増やし体質改善を目指し、体内菌のバランスを整え、悪玉菌を抑制します。

二つ目・・・「耐性フリー」
・悪玉菌に善玉菌を対抗する方法のため、薬のように悪玉菌に耐性を持つことが少ないと考えています。

三つ目・・・「安心安全」
・ヒト由来の善玉菌のため、体に定着しやすいという特徴があるため、お子様からご年配の方、妊娠中の方、治療を受けている方と性別世代に関係なくどなたでも安心して摂取していただくことが可能です。

 

最後に、L.ロイテリ菌を用いた臨床試験の結果について、ご紹介します。

口腔内領域

歯周病菌の増殖抑制
→代表的な5種類の歯周病菌の増殖を阻止。

虫歯菌(ニュータンス菌)の抑制
→L.ロイテリ菌は虫歯の予防・抑制にも効果を 発揮することを確認。

③SRPとの併用で治療効果は約3倍
→SRPとの併用で相乗効果が生まれ、歯周病の度合いを図る各種指数が改善。

中度・重度の歯肉炎を緩和
→28日目がまでに58%の患者は軽快、または治癒。

歯垢(プラーク)形成の抑制
→L.ロイテリ菌により歯垢(プラーク)が抑制され、摂取後一定期間を経過しても効果継続することを確認。

口腔内粘膜への高い付着能力
→ヒト口腔内粘膜への高い付着力を確認。

口臭の原因菌を抑制
→L.ロイテリ菌は臭いをごまかすのではなく、原因を断つことが確認。

以上の7つの効果が確認されました。


全身領域

菌感染性抑制
→ピロリ菌感性胃潰瘍発症の成人にL.ロイテリ菌を投与したところ、30日後には60%の患者はピロリ菌が完全に消滅。

アレルギー抑制
→L.ロイテリ菌を摂取した乳児はアトピー性皮膚炎の発症リスクが1/3に低減されたことを確認。

細菌感染症抑制
→128名の健康な幼児に3ヶ月間の観測を行ったところ、呼吸器感染疾患の発症を37%抑制。
発熱率を80%抑制。
下痢発症率を75%抑制。

小腸内における免疫賦活
→腸粘膜における免疫細胞の活性化を確認。

体内コロニーの形成
→酸や胆汁等により菌が発生しにくい人類の体内に、L.ロイテリ菌のコロニーの形成を確認。

便通の正常化
→L.ロイテリ菌患者の99%は開始後4週目で全員便通が正常化したことを確認。

母乳の改善
→L.ロイテリ菌を摂取すると母乳の中の大切な免疫成分は増量され、アレルギーの誘発物質は減量されることを確認。

以上の7つの効果が確認されました。

これらの結果からL.ロイテリ菌は口腔内だけでなく、全身領域への効果が見られることが分かり、様々な効果期待されます。


歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

月別アーカイブ


LINE
相談